寝起きの悪い子を起こしているうちにカッカしてきて、腹が立って、朝から気分が悪くなることはありませんか。
でかける時間も決まっているのに、起こすと怒る。
手間もかかるし、いらいらする。
私のしていることをご紹介します。
大前提
十分な睡眠時間が確保されていること。
これが何よりもの大前提。
平均的な睡眠時間ではなく、その子に足りる睡眠時間が確保されているか。
そして、それは毎日一定ではなく、日によって季節によっても変わります。
夜に眠りが浅ければ睡眠時間が長くても疲れもとれない。
夜に深く眠れるような工夫が必要です。
部屋の温度や湿度、明るい光が入っていないか、寝具は子どもの好みのものか等、一度チェックしてもよいと思います。
タイプがある
いろいろな子どもの話を聞いて、私が思ったこと。
寝起きの悪い子どもは夜に強く、朝が弱い。
逆に朝すっきり起きれる子どもは夜に弱く、朝は強い。
そういう我が家は、長男君は10才だけれども20時には寝ます。
早い時には19時ころから眠そう。
朝はだいたい一度声をかけるとすぐに起きてきます。
逆に、次男君は夜が強いんです。
長男君よりも遅く起きていられるし、朝はなかなか起きられません。
私自身は長男君と同じタイプで小さい頃から寝付きがよく、朝もさわやかに起きれる方でした。
今も目覚ましを使っていないけれど、不思議なほどすっきりと目が覚めます。
だから、次男君の寝起きの悪さは衝撃的!
自分自身も長男君も寝起きがいいだけに、呼んでも呼んでも目を開けようとしない次男君をどう起こしていいものか、最初は困りました。
起こし方
起こすときに気をつけていること。
自分の機嫌が悪くならないようにする。
だって、たかだか子どもが起きないくらいで自分の機嫌が悪くなるのって損です。
子どもが起きないのと、私の機嫌とは関係ない。
子どもが起きなくても私は機嫌がよいまま。
そう思い、心に言い聞かせて、起こすようにしています。
①歌を歌う。
わらべ歌で子どもを起こす歌があると聞き、わらべ歌を歌っていました。
「ととけこう夜があけた、豆鉄砲おきてきな」という歌なんですが、豆鉄砲のところを次男君の名前にして歌っています。
後は私の青春ソング。
一番、曲を聴いていた時代の歌を歌う。
朝から一人カラオケです。
これだと次男君が起きなくても私は歌で発散できて、すっきりするんです。
②毎朝、次男君の好物を作る。
「次男君の好きなご飯にしたよ~」って起こす。
いい母親っぽくて自分の気分が上がる。
どうせご飯は作るんだし、それがたまたま次男君の好きなものであっても手間は一緒。
なので、我が家は朝は次男君の好物、夜は長男君の好物が並ぶ率が高いです。
③寝せておく
今は保育園に通っている次男君。
寝起きがあんまり悪いので、パジャマではなく普通の服を着せて寝せています。
保育園に行く時間にそのまま車に乗せてもOK。
朝ごはんはおにぎりを車で食べさせます。
時間通りに起こさなければならないのは、着替えさせたり、朝ごはんを食べさせたりするため。
思い切ってショートカットで、次男君は寝る時間確保され、私もイライラはしない。
やらなくちゃいけないこと、しなきゃいけないことをやめる。
本当に起こさなくちゃいけないのか見直してもいいと思います。
起こさなくても済むのであれば、起こさないのも手です。
こんな子育てしてても、起きる必要性が自分でわかれば、次男君だって起きてくるはずです。
私がカリカリいらいらするより、ずっといいと思っています。