私は長男を初めて託児に預けたのは、7ヶ月ころでした。
子供はかわいかったけど、24時間一緒の生活が耐えられませんでした。
イライラしました。
でも、初めて託児に預けるのは不安がいっぱいでした。
子供が生まれてからの毎日
子供が生まれてすぐから、子供中心の毎日が始まりました。
当たり前です。
ママなんだから。
しかも、自分の子供だし、後は誰もめんどうをみません。
私はしばらく実家にいたので、実家の母もよくみてくれました。
でも、最終的には私が子供をみる。
だって、私の子供だもん。
最初は慣れない育児に無我夢中で、周りも何も見えませんでした。
一生懸命やるしかできなかったんです。
自分も後回しでした。
お腹すいても、赤ちゃんが泣けば、抱っこしに行きました。
トイレに行きたくても、おっぱいの途中ならがまんする。
寝てる時だってフガフガ言われたら、起きてオムツ替えて、おっぱいです。
そんな毎日が続き、いつのまにか子供中心が当たり前になってました。
そこに疑問ももちませんでした。
そういうもんだと思っていたし、何より子供がかわいかった。
誰かに抱っこされて泣いても、私が抱くと泣き止む。
ママだと認めてもらえた気持ちになりました。
嬉しかったです。
だけど、嬉しさ反面、イライラもしていました。
自分が後回しだから、当たり前です。
眠いという本能的な欲求でさえ、赤ちゃんのためにおさえるんだもの。
でも、赤ちゃんに合わせる生活以外わからない。
他のお母さんだってやってること。
私だけイライラするのおかしい。
これじゃあ子供がかわいそう。
自分を責めました。
今、考えれば、私はそうとう疲れていました。
夜ぐっすり寝ていないのだから、疲れていて当然なんだけど、それすら気がつかない。
どうにかイライラしちゃうこの状況を打破したい。
心から楽しいと思えるようになりたい。
どっか気持ちが華やぐことはないだろうか。
初めての託児
そんな時に偶然見つけたのが、絵本作家の講演会。
私は絵本が大好きでこの絵本作家の方もよく知っていました。
しかも、無料託児付き!
問い合わせると長男の月齢でも預かってくれるとのこと。
わぁ!
出かけられる!
赤ちゃん中心でずっと家に閉じこもっていたから、出掛けるだけで嬉しくなりました。
外に行けるのがこんなに嬉しい。
託児付きだから、久しぶりに1人の時間。
講演会自体は1時間程度だったので、おっぱいの心配もしなくてよく。
あ〜、1人で椅子に座れるなんて、すごいなぁ。
想像するだけで、わくわくしてきまさした。
だけど、しだいに不安が出てきました。
不安…。
知らない人にあずけて大丈夫なんだろうか。
知らない場所で赤ちゃんは不安に思わないだろうか。
もし泣いたら私じゃなくてま泣き止むだろうか。
考え出したら、どんどん不安が募ってきました。
託児は断ろう。
だって、不安だもん。
もし、なんかあっても困るし。
と、不安が不安を呼んで、大きな不安になりました。
頭の中は不安でいっぱいで、私は押しつぶされそうになりました。
不安だった託児
私は、託児が不安な理由を考えてみました。
・知らない人に預ける→託児のプロに預けるから、大丈夫。
・泣いたらどうしよう→プロに任せてるから、なんとかしてくれる。
・知らない場所で慣れないかも→たった1時間だし。
・お腹すかせたらどうしよう→離れる直前にたっぷりおっぱいを飲ませればいい。
自分で不安に思うことを具体的に考えて、不安に対する答えを見つけました。
すると、私の不安は、ただ漠然と初めての託児に対しての不安感なだけ。
そうわかったら、あんなに自分をおおっていた不安の山がすっぽりと取れました。
そして、初めての託児の日。
託児の方に赤ちゃんを預けました。
私はすごくドキドキしたけど、もう不安はありません。
おっぱいもたっぷりあげてから、託児の方にお願いしました。
おかけで、1人で1時間、講演会を楽しむことができました。
楽しかった〜。
勇気を出して、託児をお願いしてよかったです。