ワンオペ育児でクタクタ…どうすればいい?

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私は上の子を育児中、いわゆるワンオペ育児をしていました。

核家族、頼みの綱の夫は深夜まで働き、土日は疲れてぐったり。

私も24時間休みなしのワンオペ育児でしたが、がんばるしかありませんでした。

でも、あんまり疲れると「一人になりたい」と思う瞬間がありました。

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ワンオペ育児になるまで

私は妊娠中もフルタイム勤務で働いていました。

フルタイムで働いていると平日は仕事中心。

それ以外は何もできません。

仕事にやりがいはありましたが、何年も続けていたら飽きてきました。

去年と同じ今年があり、今年と同じ来年が続く。

ちょっと変化がほしかったんです。

だから、子供が生まれたらしばらく主婦になろうと思っていました。

初めての育児だから、子供との生活を楽しみたかった。

仕事に飽き飽きしていたのも大きかったです。

それに、夫が残業が多く、早くても22時くらいに帰る毎日。

深夜1時、2時に帰ってくる日も多かったのです。

当然、家事をすることはありません。

育児に期待もできない。

私は私一人で家事育児、そして仕事をする勇気がありませんでした。

いっぱいいっぱいになるのが、目に見えていました。

育児中の同僚が、子供の病気で申し訳なさそうに早退するのも見ていました。

職場に気を使うのも、早退してできない仕事をやる余裕があるのか、私は自信がありませんでした。

仕事と育児両立の自信がない私は育児中心に生きることに決めました。

私が地獄のワンオペ育児に道を進めた瞬間です。

後から後悔するなんて想像していませんでした。

ワンオペ育児の日々

その後、私は無事に出産しました。

初めての育児。

どうしていいかわかりません。

でも、私が母親。

子供の育児最高責任者であり、実行者。

もうどうしていいかわからないままに、初めてのおっぱい。

初めてのオムツ替え。

初めてのお風呂。

がむしゃらにがんばりました。

またたく間に私の生活は24時間、育児中心。

いつだって子供と一緒。

一人になる時間はトイレに入る時くらい。

寝る時もご飯を食べる時もいつも一緒でした。

最初はよかったんです。

無我夢中で育児をがんばるしかなかったから。

いつだって気を張ってたから。

だけど、ある日、心も体もクタクタに疲れる自分を発見してしまいました。

まず、体が疲れる。

交代要員がいないまま、一人で育児をしているから。

24時間いつだって、ふぇ〜んと泣かれたら飛んで行く。

私が寝ていても、なぜか泣き声で起きてしまいます。

眠いまま、添い乳したり、オムツ替えたり。

睡眠が分断されるから、寝た満足感がありません。

年中、睡眠不足でした。

でも、心は?

心はなぜ疲れるのか最初は、わかりませんでした。

育児中心の生き方がしたいと思って、その通りになってる。

仕事のストレスもない。

夫一人の稼ぎで食べていける。

子供だってかわいい。

24時間一緒の子供。

離れることが考えつかないくらい一緒にいる。

ワンオペ育児だから、なおさら。

そこまで考えた時、急に心の奥から

「一人になりたい」という思いがわきあがってきました。

私は一人になりたい。

子供はかわいいけど、一人になりたい。

育児中心の生活はいいけど、一人になりたい。

母親だけど、一人になりたい。

たまにでいいから、一人になりたい。

そしたら、また育児をがんばれるから、一人になりたい。

ちょっとその辺のコンビニでいいから、一人になりたい。

私は一人になりたい。

出産するまでは基本的に一人でいました。

でも、産んだとたんに子供と一緒。

自分以外の他者中心の生活がこんなにも疲れるものなのだと思い知りました。

たとえ相手が子供でも、私の気持ちはクタクタになりました。

頭の中を一人になりたいってうずまくくらいに疲れる状態でした。

「一人になりたい」自分の気持ちを認める

私は、育児に疲れる人の気持ちがよくわかるようになりました。

子供はかわいいけど、体が疲れる。

そして、子供中心の毎日は、心も疲れさせるのです。

一概には言えないとは思いますが、虐待してしまうお母さんたちも、育児に一生懸命で、心も体も疲れはててしまった結果ではないでしょうか。

私も他人事ではありません。

疲れてると自覚できたなら、今、休まないとだめになっちゃう。

とりあえず、夫が休みの日に子供をみてもらい、一人になる時間を作りました。

家にいて寝ようと思っても、子供と一緒の空間だと、私の場合は気持ちが休まりませんでした。

近くのエステに行ったり、コンビニに行ったり。

とにかく、外に出るようにしました。

一人でコンビニに行くたった10分のこと。

それだけでも、心がさっぱりするのです。

一人ででかけるのがこんなに身軽なんて。

心がウキウキしてくるのを感じていました。

育児中、一人になりたいと思うのは当たり前です。

たとえかわいい我が子だって、ずっと一緒にいたら、ストレスはたまります。

一人になりたいなら、なった方がいい。

ママだって、一人になりたいって思っていい。

私は一人になりたいと思う自分の気持ちを認めることで、ずいぶん楽になりました。

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