私がいつも使っている醤油、海の精の「生しぼり醤油」。
「なましぼり」と言います。
もう本当においしい上に体にいい。
世の中、減塩ブームで、醤油すら悪者ですが。
おいしい醤油があるだけで料理上手になれます。
この記事の内容
醤油とは
醤油は、和食に欠かせない調味料。
おさしみにつけたり、煮物に使ったり。
普通の食事をとる人であれば、1日1回は口に入れるものではないでしょうか。
それだけ重要な調味料、醤油。
発酵食品の醤油は作るのに時間がかかります。
なんせ、発酵させなければいけませんから。
人間だけでは無理で、科学の力では無理で、微生物や自然の恵みがなければ作れません。
年単位で時間がかかるのは当たり前なんです。
市販の醤油
スーパーなどで売られている醤油で製造に1年以上かけているものは皆無ではないでしょうか。
私が使っている海の精の醤油の原材料は「有機大豆、有機小麦、塩」のみ。
だけど、スーパーの店頭に並ぶ醤油はいわゆる「科学醤油」と呼ばれる醤油ばかりで、「大豆、小麦、塩」では作られていません。
つまり、本物ではない。
醤油のふりして醤油じゃないんですよね。
もちろん、添加物だっていっぱい入っている。
私は食べたくないし、これから成長していく子どもたちには食べさせたくない。
そして、日本の食文化がすたれていくことの悲しさ。
文化がなくなるということは、その部族の歴史や尊厳やそんなものまで手放してしまう感じがします。
文化と一緒に長年の智恵や習慣やそれも消えていってしまうから。
海の精生しぼり醤油
海の精の「生しぼり醤油」はJASの国産大豆と国産小麦、天然水と塩のみで作られています。
杉桶で仕込み、天然醸造法で1年以上かけて発酵熟成させているそうです。
加熱処理と言うのをしていないそうです。
文字通り「生」なので、新鮮な香りやふくよかな味を楽しめるそうです。
酵母菌や乳酸菌と酵素が生きているので、豆腐などにかけておくと、たんぱく質を分解して素材をやわらかくしたり、味や食感まで変えてしまう。
これは「生」でないとできないこと。
この説明を聞いた時、醤油にそんなことができるんだ~と驚いてしまいました。
塩っ辛いもの=食材を固くするという固定的なイメージがあったんです。
固くしないで柔らかくしちゃうなんて、料理がどんどん進化しそうですね。
私はこの醤油を初めてなめた時、ぴょん!と体がジャンプしちゃったかと思ったんです。
あんまりおいしくて。
醤油だから、もちろんしょっぱいんだけど、しょっぱい奥にまろやかさと甘さを感じました。
でも、それだけじゃなくて、一言で言えない複雑なうまみを感じたんです。
おいしさって、本物のおいしさって甘かったり、しょっぱかったり、まろやかだったり、一言では説明できないものだなぁと、この醤油を知ったからわかりました。
人生だってそうですよね。
甘い時があったり、しょっぱい涙を流す時があったり、一言で言えないくらいの感情をたくさん感じて、それがあってまろやかに熟成されて、人生の醍醐味ですよね~。
私もまだまだだけど。
まだ続く私の人生、醤油はずっとこの海の精「生しぼり醤油」の予定です。