シングルマザーになる自信がない…。引っ越したいって思っていてもできない時

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私はシングルマザーで子供が2人います。

このたび、奮起しまして、新築を建てている途中です。

どうしても家が欲しかったんです。

子供と自分の家。

ずっとあこがれていました。

家を建てるっていろいろと決めることが多くて。

間取りや外壁など大きなことから、カーテンや家具のことなど。

いろいろと決めていくことで、引っ越したいって強く願っていた頃のことを思い出しました。

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シングルマザーで家を建てるということ

子供と自分のために新しい家に引っ越したいと思って、新築を建てているところです。

新築って、いろいろと決めることが多かったのですけれど、残っているのがカーテンでした。

家は外側はもうほぼ出来上がっていて、中もキッチンなど入っている状態です。

私はシングルマザーなので、決める時は自分の決断だけです。

設計してくださる方は提案はしてくれます。

ですが、最終決定は私。

シングルマザーだから、私しかいない。

この重みがもう本当にプレッシャーでした。

よくても悪くても責任は私。

家なんてそうそう何回も建てるものではないから、失敗は許されない。

そう思って、すごい責任感でした。

でもね、責任が大きい分、自由なんだなぁと思ったんです。

夫婦で建てると相談しながら建てるから、責任も半分こ。

相手におまかせしたり、される部分だってあって、もっと気が楽なのかもしれない。

でも、100パーセント自分の好きなようには建てられない。

中には100パーセント自分の好きなように建てる方もいるだろうけど、ほぼ少数派ではないでしょうか。

私は全部、自分の好きなように建てられます。

そう考えると、もう本当に楽しい。

シングルマザーもいいものです。

その楽しい家作りが終盤に差し掛かってきました。

外回りもすべて決め終わって、後はカーテンだけです。

新築のカーテンを打ち合わせした時のこと

新築のカーテンはどうしますか?

ということで、提案をしていただきました。

私は今回、設計してくださる方の感性が本当に好きで、建てると決めるまでにその方の設計の家を何軒も見てきました。

なので、できればカーテンもその方のおすすめを選びたかったんです。

その方の世界観を再現したかったんです。

でも、私にだって予算はある。

シングルマザーなので、私が出すお金しかなく、出せる金額は決まっています。

カーテンの見本の生地を見せてもらいながら、提案してもらいました。

その打ち合わせの時に、設計してくださる方が「今の家のカーテンはどうしたんですか?」と聞いてきました。

そこで、急に胸が苦しくなりました。

シングルマザーとして、別居した当時のことを思い出したんです。

私は、夫と暮らしていた家を子供を連れて引っ越ししたいとずっと思っていました。

引っ越ししたいと意識したのは、引っ越す半年前だけど、無意識にずっと引っ越ししたいと思っていたと思います。

意識するずっと前から引っ越ししたいと思っていたことを最近、やっと気がつきました。

どれだけ我慢をしたんだろうと思います。

無意識に引っ越ししたいと思っていたから、我慢しているという自覚はもちろんなかったです。

だけど、その頃の自分の行動を振り返ってみると、もう本当に引っ越ししたいと切に願っていたことがわかります。

たとえば、高い家具はそろえる気持ちがなかったんです。

なぜか、定住する感覚がわかずに、いつまでも仮住まいの感じがして、家を整えようという気持ちが持てませんでした。

夫と私の物を極端に区別していました。

これは私の物だから自由に使える。

これはあの人の物だから使わないって思って行動していました。

子供の名前だって、私の苗字にも合うことを確認してからつけました。

意識してない分、引っ越したい、夫と離れたいって思いは深かったように思います。

シングルマザーとして引っ越したいとなぜ自覚できなかったか

無意識で引っ越したいと思っていたのに、私はどうして自覚できなかったんでしょう。

子供の名前を付ける時なんて、10年前から引っ越したいとずっと思っていたということです。

怖かったんだと思います。

シングルマザーとして引っ越したいと自分で気持ちに気がついてしまったら、どんなに我慢しても我慢しきれない。

いつか爆発して、本当にシングルマザーとして引っ越すでしょう。

シングルマザーとしてやっていく自信がなかったんです。

本当に怖かった。

子供2人かかえて、家事も育児も仕事もして、シングルマザーとして生きる。

今は胸を張ってシングルマザーですって言えるけど。

無意識に引っ越したいと思っていただけの時は、とてもそんな勇気がもてなかった。

自分にシングルマザーがやりとげられるって思えなかった。

自分に自信がありませんでした。

だから、引っ越したいって思う気持ちに蓋をして、気がつかないようにしていたんじゃないかなぁと思います。

年月がたって、やっと自分に自信が出て、シングルマザーとしてやっていけるって自信が出て、それで蓋をしていた自分の気持ちに気がつけるようになった気がしています。

まとめ

私はシングルマザーとして引っ越したいという気持ちにずっと気がつかないで過ごしていました。

自分で自分の本音がわかりませんでした。

だから、表面上の気持ち、欲求で動くから、いつまでたっても満たされなくて、いらいらとした気持ちを抱えて過ごしていました。

今、考えると時間がもったいないと本当に思います。

もっと早く本当の自分の気持ち「シングルマザーとして引っ越したい」に気が付いていたら、もっと早く楽になったでしょう。

でも、時間がかかっても自分の気持ちに気がつけてよかったんです。

それに私には私のタイミングがありました。

私の場合、長い年月が必要でした。

今、引っ越したいと思っていながらも動けない人もいることでしょう。

焦らず、自分の気持ちが熟すまで、自分に自信が持てるまで、待ってもよいかと思います。

自分のタイミングって絶対にある。

私は引っ越したい気持ちがあふれるまで待ってよかったと思います。

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