私は一家の大黒柱。
私が稼いだお金イコール生活費。
絶対に働き続けます。
自分が働きやすくなるために会社の人間関係にも気をつけています。
でも、1回だけ、会社にいくのがつらくなる時がありました。
シングルマザー働き方
私はシングルマザーになる前から同じ会社にいます。
正社員、フルタイム勤務です。
シングルマザーになってから、仕事にたいしての意識が変わりました。
前は夫に無意識に頼っていました。
私がたとえ会社をやめても食べていけるって甘えがありました。
シングルマザーになってからは、絶対に会社をやめられないと思いました。
なんとしてでも働き続けないと…。
プレッシャーで風邪もひかなくなりました。
絶対に会社をやめられないってプレッシャーで時々つらくはなります。
でも、結婚生活のつらさに比べればなんてことはありません。
だから、なにがあってもつらくても、会社はやめない!
仕事の人間関係は良好がいい
どんなにつらくても会社をやめないのであれば、続けたくなるような環境作りが必要です。
私が働きやすくなるように、人間関係に気をつけました。
具体的には、あいさつ、笑顔、雑務もやる、素直になる、仕事の正確さ等、考えられることはすべて心がけました。
同僚に助けてもらえないと働けないのは目に見えていました。
一部の人と仲良くなることはせずにまんべんなく、どの人とも薄く仲良くすることにしました。
いつ、だれにお世話になるかもしれない。
まんべんなく仲良くしてからの方が働きやすくなりました。
苦手だと思ってた人にも話しかけたり、飲み会では積極的に隣に座りました。
なるべく相手の話を聞くようにし、自分とは違う考え方も否定することなく受け入れました。
会社の人との仲良し具合を平均化することで、悪口、噂話に巻き込まれなくなりました。
逆に、会社の上司には自分の考え、状況を細かく報告するようにしました。
最初はプライベートを赤裸々に話すことに抵抗がありました。
でも、同僚がいくらよくても、最終決定権のある上司に理解されなければ、会社にいずらくなります。
別居や調停など、状況が変わるたびに、時には涙声になりながらも上司に報告していました。
シングルマザーになってから、前はいかに職場の人間関係を大切にしてなかったかを思い知らされました。
前の私は会社でもわがままでした。
自覚がありませんでした。
シングルマザー仕事行きたくない
自分なりに会社で働きやすくなるように努力していたつもりでした。
ですが、ある日の朝、会社へ行く途中、涙が止まらなくなりました。
私は車通勤なので、近くのコンビニに車を停めて、1ヶ月前からの出来事を思い出しました。
その時の上司は体育会系で根性を鍛えたい人。
ターゲットを決めて1人の人を集中的に指導するのです。
精神的に参る人も中にはいました。
私が1ヶ月前からそのターゲットになり、毎日1時間以上、上司の部屋に呼ばれて指導されていました。
何度書類を直しても、言われた通りに直しても、別のとこを指摘されたり、直したところをさらに直されたり。
仕事がさっぱり進みません。
しかも上司の部屋に呼ばれるのが勤務時間まぎわ。
子供のお迎えの時間が気になるのに、帰りたいとも言えない。
悩む私をかばってくれる人もいましたが、上司の指導は連日続きました。
私は毎日、精いっぱいで生きています。
時間に追われすぎてます。
だから、上司に指導されても、とにかく毎日が必死で、自分が精神的に追いつめられていることに気がつきませんでした。
会社に行く途中、涙が止まらなくなって初めて「私はつらい」と気がつきました。
このままだと、やばい。
うつになるかも。
急に怖くなりました。
涙が止まらないまま、車の中で考えます。
私はそれでも会社をやめない。
どんなにつらくてもやめない。
子供たちのために、自分のために。
だったら、乗り越えるしかない。
決めました。
会社がつらいと思っても行き続ける。
上司とうまくやってくしかない。
友達に電話をし、こういう上司とうまくいくコツを聞きました。
「上司と思って接しないで、家族と思って接してみたら」
とにかくなんでも試してみよう。
私は絶対に乗り越えるんだ。
家族と思って接してみました。
お父さんと思って接してみてダメで、夫としてもダメで。
彼氏と思って接してみました。
これは意外にいけました。
それからも、私の涙ながらの試行錯誤を繰り返しました。
もしかして、上司は寂しかったかもしれません。
トップは孤独です。
私も上司も寂しい同士だなぁと思えるようになって。
私はシングルマザーで鎧をきてて、上司はトップという鎧をきてる。
上司をいたわる気持ちが私に芽生えました。
私の態度はあきらかに変わったんだと思います。
いつの間にか、上司のターゲットは私からうつっていました。
乗り越えたのかな、私?
乗り越えてみたら、拍子抜けしちゃうくらいあっけない。
乗り越えた瞬間は、会社がつらい時もやめないと決意できた時だろうなと思いました。
また一つ強くなれました。