子育て中のおしゃれ。
私は、長男君が赤ちゃんだった頃はそれどころじゃありませんでした。
生まれつきアトピーで、どうやってもオムツかぶれが治らない長男君。
夜もかゆがって眠らなくて、もちろん、私も眠れなくて。
いっぱいいっぱいでした。
そうでなくても初めての育児で、ちゃんと育てなくちゃ!って、長男君しか見えてませんでした。
当然、私の外見はひどかったです。
人生で一番みにくい時期です。
そう、おしゃれ以前の問題で、自分の外見は捨ててました。
髪は手入れしやすいショートカット。
アトピー長男君をだっこするから、綿素材限定の服。
汚れてもいいように、汚れが目立たない色にしてました。
スカートははかず、動きやすいジンーズ。
子育て最優先の格好で好みもかわいくも関係なし、子育てのための格好でした。
子育てユニフォームです、制服。
この格好しちゃうと必然的にママです。
そのことになんの疑問も持たなかった私。
たまに自分の好きな服を着てもよかったし、汚れても着替えればいい。
その方が楽しく子育てできたのになぁ。
一生懸命すぎてたなぁと今ならわかる。
そう、私は365日24時間、ママの自分しか持てなかったんです。
当然、何をするにも何をやるにも、主語は「ママ」。
「私」を主語にして考えたことも話すことも行動することもなかったんです。
ママのユニフォーム着てるから、それ以外の私は思いつかなかった。
だけど、本当はママは私の一役割なだけ。
ママって役割だけじゃなくて、妻だったり、娘だったりもする。
そういう役割以前に、ただの私もいるのに。
ママだけがんばってた。
そう、がんばってた、無理して。
それは悪いことじゃない。
でも、一生懸命すぎて、無理しすぎて、私、がんばってます!を盾に戦ってました。
夫や世間とママらしい服を戦闘服にしたてて、私、こんなにがんばってるのよってやってました。
それでは幸せにはなりません。
子育てユニフォームをたまには脱ぎすてて、自分の好きな服を着て、ママじゃない自分を楽しめたら違ってた気がするけど。
子育てで一生懸命だったし、働いてない私が新しい服を買うのも気がひけてました。
あの時のがんばってた自分にもお疲れさまって、がんばったねってい言いたいです。
あなたがあの時がんばってくれたから、長男君もスクスクと育ったよ。
4年後に生まれてきた次男君の時のおしゃれ事情ですが。
気がついたらスカートもはいてたし、アクセサリーも付けてました。
働いてたのが大きいと思うけど、長男君の時よりはきれいにしたいって気持ちがありました。
逆説的なんだけど、子育て優先じゃない服を着てる方が、子育てがうまくいく。
きれいにしてたら、自分のテンション上がるし、ママがニコニコしてたら子どももニコニコ。
子育て中のおしゃれ、おすすめです。
あの頃の私に言いたこと。
かわいい何か1つだけでも、自分の身につけてください❤
そっちの方が幸せの近道です。