シングルマザー家を買う・近所に挨拶編

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私は、シングルマザー。子ども2人と3人家族。家を建てよう!そう決心して動き始めました。一番、気が重かったこと。工事する前にご近所に挨拶に行くこと。どうしてこんなに気が重いんだろう?自分の気持ちを見つめてみました。そうして出てきた自分の本音。落ち込みました~。

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挨拶に行くのが気が重い理由

家を建てるために一番いやだったこと。

地鎮祭を終えたら、工事がはじまりますよという時。

建築家さんに「工事がはじまるからご近所に挨拶をお願いします」と言われたんです。

はっきり言って、気が重い。

一戸建てを建てるのに知らんぷりはできないってわかっているけど、気が重い。

子どもたちがいるとご近所に絶対にお世話になるのがわかるから、挨拶しないわけにはいかない。

どうしてこんなに気が重いのか。

考えたら、ここに行きつきました。

「一人で挨拶するのが心細い」

一軒家に住むイコールパパもママもいるファミリー♡的な発想が私にまだ十分すぎるくらいあった。

心のどっかで「シングルなのに家建てちゃって・・・」的な罪悪感があった。

シングルマザーだって幸せでもいいのに、世間に遠慮して、仕事も子育ても頑張っています的なやつれ感がないと、認めてもらえないような気持があった。

現実はどうかと言うと、私はシングルになった方が断然幸せで、みんなにきれいになった、幸せそうになったと言われる。

そうなの、私、幸せなの。

幸せになるのに、シングルでも結婚してても関係ないのに。

そして、毎日、幸せを実感しているのにも関わらず。

私ったら、シングルマザーだから同情されなきゃ世間に申し訳が立たないって思ってた!

それに衝撃を受けました。

堂々と幸せになってもいいのに。

というか、もう私、幸せなのに。

シングルマザーで幸せにそうにしていたら、だれかにひどい目にあわされちゃう、健気にしてなくちゃ、ちょっと不幸せそうにして同情買わなくちゃ。

あ~あ、私って本当、がっかりな思考回路の持ち主。

だから、地獄にまっさかさまなんだよ。

今までの人生を振り返って、落ち込みました。

発想の転換

そうは言っても、工事の前に近所にご挨拶に行かなくちゃ現実問題、絶対、困る。

ということで、もう、私の心のいろんなつぶやきや落ち込みを一切みないようにして、割り切りました。

やらなくちゃいけないことは淡々とすばやくやってしまえ、です。

定番通り、地元のお菓子屋さんでお菓子を買い、両隣、裏、向いの3軒に挨拶に行くことにしました。

土曜日に地鎮祭を終え、日曜日にはご近所周りする計画を立てました。

実際にご挨拶

お洋服はちょっときれいめワンピース。

声のトーンは普段と違い、仕事用の優しい感じ。

口元には微笑をたたえ、いざ!ご近所さんの玄関へ。

それまでに何度かお会いしていたお隣さんとはスムーズに終わる。

その次も、なんなくクリア。

だけど、次に向かったご近所さんには「お宅さん、ご家族何人家族?ご主人は?」と根掘り葉掘り聞かれて、私の心はあっという間にノックダウン。

多分、ちょっと引きつり気味の笑顔になってたか?の私。

地鎮祭で私しかいないの見てたでしょ!って心の中で強く思ったけど。

どうせわかるんだし、と開き直り

「子ども2人と3人です!」と言い切り、「よろしくお願いします」と頭を下げて、玄関を後にしました。

さらに、その次。

ピンポン押したとたん、出ていらっしゃったおじいさま。

開口一番「あんた、女で建てるのか?」とまくしたてる。

彼も地鎮祭で私だけだったのをチェック済みみたい。

男の人の強い口調が徹底的にダメな私。

心の中はビビりながら、だけど、「はい」とここでも言い切る私。

やっぱりね、私が女で建てちゃっていいのか?ってビクビク思ってるから、そういうとこ突いてくる相手に巡り合っちゃう。

こんなのもういい!

だって、私は幸せになるんだもん!

子どもと3人で幸せになるって決めてシングルになったんだもん!

ちゃんと幸せになるぞ。

そう決意できたご近所挨拶回りの巻でした。

日本全国のシングルマザーの皆さん、一緒に幸せになろう!

エイエイオー!ですよ。

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