【面会交流】連絡方法はどうしていますか?私がとった方法

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私はシングルマザー。

離婚前の調停で、子供たちとお父さんの面会交流、定期的に会うということを取り決めました。

よっぽどのことがない限り、子供って親を好きだと思います。

好きな人には会いたいと思うのが当たり前。

そんな子供の気持ちを汲んで、私もせっせと面会交流をさせてきました。

でも、ここで、問題が発生します。

同じ立場のみなさま、連絡方法はどうしてますか?

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面会交流することになったわけ

私は子供たちを連れて別居して、すぐに離婚のための調停をしました。

理由は、怖かったからです。

やっと、別居したのに、それは違法だとか、なんとかで別居はだめと言われるのがいやでした。

やっと、別居したのに、またあの生活に戻らなくちゃいけなくなるって。

死んだ方がマシ。

それくらいに思っていました。

だから、法律の効くところで、別居していいという確約がほしかったんです。

身の安全がほしかった。

あのまま同居していたら、自殺するか、夫を殺すかどっちかまで追い詰められていました。

離婚調停の場で、面会交流についても話し合われました。

面会交流とは、別居している親と子供が会うこと。

今、面会交流が子供の福祉のためになるということで、積極的に推進するようになっています。

子供って愛情を感じられないと苦しくなるじゃないですか。

子供の意志でもないのに、大好きなお父さんやお母さんと暮らせなくなっちゃう。

離れて暮らしているお父さんやお母さんにも会って、愛されているって十分に感じることが、子供の心身の健康のためには必要だそうです。

そう説明されれば、拒否する権利はありません。

子供がお父さんを嫌って別居したわけじゃない。

母親である私が父親である夫と暮らせなくて、別居したから。

子供が被害者と言えば、被害者。

私は罪悪感がありました。

私が我慢さえできればっては、さすがにはなかったけれど。

子供たちが父親を好きなのは知っていたから。

私が子供だったら、お父さんに会いたいと思うから。

それなら、会わせなくちゃいけない。

それに、別居した当初は、別居を認められたくて、それ以外の条件はのもうと思うくらいだったんです。

この時のこの判断は大きなまちがいだったと後で気付くんですが…。

でも、この時の私は、別居さえ認めてもらえるならって気持ちでいっぱいでした。

子供たちと会いたい夫は面会交流に積極的。

私は別居を認めてくれるなら、たまに会わせるくらいって気持ち。

そんな感じで面会交流は決まってしまいました。

月に〇回、という回数だけ決め、連絡方法等、細かいことは決めませんでした。

後から、この連絡方法について、私は悩みます。

面会交流での連絡方法

私たちはお互い、メールで連絡を取り合うのはできていましたので、面会交流のための連絡方法は、基本、メールで行っていました。

連絡方法に、電話はいやだと思っていました。

離婚したいくらい嫌いな相手の声を聞くって、私にとっては本当にストレスでした。

まだ、メールの方がまし。

だから、連絡方法はメール。

面会交流が始まった当初、メールで連絡をするのは、嫌だったけれど、我慢ができました。

電話など、他の連絡方法よりはましだったから、仕方ないという気持ちもありました。

だけど、別居が長引くにつれ、面会交流自体が負担になってきました。

それと同時に、面会交流するための連絡をとること自体が精神的に負担になってきました。

メールをしようと思うと吐き気がしたり、なかなかする気になれなかったり。

メールをしても、時間や場所でもめる。

そうすると、面会交流の連絡をますますしたくなくなる。

他の連絡方法はもっといや。

夫のラインのIDは知らないし、ラインしてる?と聞くのもいや。

電話で声を聞くのもいや。

どの連絡方法もいや。

夫に対する嫌悪感と比例して、連絡をとるのもいやになってきました。

ただ、メールするだけなのに。

いやだけど、面会交流をさせないわけにはいきません。

調停で決められたことをしないのは、後々めんどうくさくなります。

子供たちにも文句を言われます。

もちろん、夫からもすごい抗議がくるでしょう。

でも、どうしてもできない…。

そこで、弁護士さんに相談してみました。

面会交流の連絡方法はこうしました

弁護士さんに、面会交流のための連絡するのが精神的に負担。

面会交流はさせないわけにいかないから、連絡方法に何かいいアイディアはないか。

ということを相談しました。

弁護士さんからの回答は「東京や大阪など大都市であれば、第三者が連絡をとるサポートがある」ということ。

つまり、私の住んでいる地方都市ではそのようなサポートはないということ。

あ~、つらい。

この回答を受けて、友人にお金を払って、面会交流の連絡の仲介をしてもらうことにしようかと考えました。

でも、すぐにあきらめました。

たとえ、お金を払ったとしても、ビジネスライクには、なかなかならない。

なんの感情も入れないでやりとりができるのは、やっぱり完全な第三者だけ。

そうか、私はこの感情が入るから、苦しくなるんだ。

この時に、私はやっと気がつきました。

面会交流のやり取りで、夫に対するマイナスの感情が入るからつらくなる。

このままだとどんな連絡方法を選んだとしても、私は変わらずつらいまま。

たとえ直接、やりとりすることがなくなったとしても、夫に対する不満はかわらなければいつまでたっても苦しいまま。

ここまで考えた時、面会交流をするための連絡方法の悩みが消えました。

どんな連絡方法をとっても夫に対する不満が生じる。

この気持ちを認めてしまおう。

面会交流は私がいやでも続けなくてはいけない。

そのための連絡も必ずとらなくてはいけない。

毎回、いやがらせのようなメールを出してくる夫。

その時に感じる気持ちを思い切り感じることにしました。

ばかにするな、ふざけるな、いいかげんにしろ!

悔しい気持ち、悲しい気持ち、腹立たしい気持ち、怒り…

毎回、毎回、悲しい気持ちがわいてくる。

前は、この気持ちを見ないようにして、面会交流の連絡をしていました。

今は、感じています。

いつも、いつも悲しくなる…。

これを何回くりかえしたでしょう。

やっと感じ切った時がやってきたようです。

急に、ある日、急に、超ビジネスライクに応対できるようになりました。

悲しくなくなったわけじゃない。

許せない気持ちがなくなったわけじゃない。

でも、私が自分の気持ちを感じ切ったら、相手を少し、受け入れられるようになりました。

夫も、きっと、同じよう苦しくて、悲しくて、悔しかったんだろうと思えるのです。

だから、許せるわけじゃないけれど。

でも、夫にも夫の気持ちがある。

大事にしてあげられなくてごめんね。

私にも私の気持ちがあるから。

素直にそう思えるのです。

それから、面会交流の連絡方法で悩むことはなくなりました。

感情を感じ切る。

一度、試してみてください。

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