【実体験】離婚調停の時に気をつけること3つ

シェアする




私は離婚調停を3度しています。

離婚をしたいがために離婚調停をしました。

3回もしたのに、調停では離婚ができないという結果になりました。

落ち込みました。

悔しく悲しかった。

逆に、調停慣れし、調停で気をつけることがわかりました。

スポンサーリンク








離婚調停で離婚できないのは…

私は、別居や離婚ということを考えるまでは、離婚調停の仕組みなどは全然、わかりませんでした。

自分の世界にないものは、自分が対峙するまではわからないものです。

私も、いちおうは調停の仕組みの説明を受けたし、他の方のブログも読みました。

ですが、それでわかるのは段取りや大筋のみなんです。

細かいことや個々の条件などは人によって違う。

私は何の知識もないまま、離婚調停に臨んで、後から振り返ると大失敗をしました。

その時はわからなかったけれども、夫側に大変有利な決定になってしまったんです。

他の方のブログを読んで、離婚調停の段取りはわかった状態でした。

一応、気をつけることも読みました。

でも、それだけだと全然、だめでした。

非日常の状態だと自分の精神状態がふつうではない。

その時に判断しろと言われても、冷静な判断ができない状態だったと思います。

調停委員の言うがままにYESと言ってしまった。

結果、夫側に有利になってしまったんです。

離婚調停に今、臨んでいる方、もしくは心のどこかで離婚したいと思っている方が、私のような失敗をしないように、心をこめて書いていきます。

私は最初、離婚調停をすれば、離婚ができると思っていました。

ですが、全然、違います。

離婚調停では、双方の合意がなければ離婚はできない。

こちらがいくら離婚したくても、相手にいくら非があっても、離婚に合意してもらえなければ、離婚調停では離婚できないのです。

離婚調停の流れをおおまかに説明すると、話し合いしたい方が申し立てをし、双方と男女ペアの調停委員が話し合いをもつ調停(複数回)、調停の終了という感じです。

よく言う、離婚調停は、この話し合いをさしている場合が多いです。

私もこの流れで、離婚調停を申し立て、調停を行いました。

私の場合、夫側も私も不倫や表立っての暴力、金銭をいれないということはありませんでした。

つまり、お互い、非がない状態です。

この状態で、私からの離婚調停申し立てで離婚調停がスタートしました。

離婚調停で一番最初に気をつけること

人の印象は外見でほとんど決まるそうです。

離婚調停でも一緒です。

調停委員の人に与える印象を考え、身だしなみを整える必要があると思います。

就職の面接では、ほとんどの人が「リクルートスーツ」を着るでしょう。

それと一緒です。

では、具体的にどんな格好がいいのでしょうか。

よく、華美にならない服装とか言われます。

華美なんて、人によっても感覚が違います。

私は仕事で着ている服装をそのままでした。

理由は、職場からそのまま直行でしか離婚調停の指定された時間に間に合わなかったからです。

なので、職場の服装そのままです。

たぶん、好感がもたれるだろうとは思っていました。

私の服は、いわゆるOLファッションです。

ひざ丈スカート。

上はニットやブラウス。

色はそれこそ、派手すぎず地味すぎず。

スカートの色は紺色や茶色などのベーシックカラー。

ニットやブラウスの色は淡い色彩の明るいものです。

この服装に関して、色合いより大切なことがあります。

サイズがぴったりの服を着る。

これが最大の気をつけることだとも思います。

小さい服を着ている人はあまりいないのですが、大きい服を着ている人が多いと思うのです。

街を歩く人を見ていても、ジャストサイズの服を着ている人ってなかなかいません。

大きい服を着ていると、服に着られている感じがでてしまう。

貧相に見えたり、だらしなく見えたりします。

離婚調停でだらしなく見えるのって最悪じゃないですか。

せっかく気をつけて、華美にならず、清潔感のある服装なのに、サイズ違いでだらしなく見える。

自分はMだから、Lだからとパッと買ってしまわない。

たとえ上着でもTシャツでも、必ずサイズ違いで試着してみる。

すっきり見える方を買う。

デザインが気にいっても、すっきり見えない物は買わない。

きついとか、ゆるいとかの着た感覚ではなく、見た目で選びます。

どんなに素敵な服装をしていたとしても、サイズ違いの服を着るとイメージダウン必須、好感をもたれにくいと思っています。

離婚調停での対処法、調停員に対して

離婚調停の話し合いの場では男女ペアの調停委員がいます。

この2人と自分、夫との4人で話し合いをしていくことになります。

夫と自分は同席はせず、双方の言い分を調停委員が取り次ぐ役割をしてくれます。

つまり、私の言い分を私の代わりに夫に伝えてくれるのです。

調停委員のフィルターを通っての私の意見が夫に伝わるす。

離婚調停で離婚できないかできるか、調停委員の人の力が大きい。

おのずと調停委員の人との関係が大切になってきます。

調停委員の人に好感を持たれる方がいい。

言いなりになる必要はありませんが、素直な真摯な態度が大切になってきます。

自分の意見も言うけれど、人の話に耳を傾ける。

私は離婚調停で、これを気をつけることにしました。

今までのことを振り返ると、どうしたって悔しい気持ちや悲しい気持ちがわいてきます。

ついつい自分のことを話したくなってしまいます。

私もそうでした。

でも、相手の話や調停委員の話も聞かなくては、話し合いにはなりません。

調停委員の人に好感ももってもらえません。

私の場合ですが、聞く方を意識的に気をつけることにしました。

離婚調停で弁護士を頼む

離婚調停で気をつけること、ラストです。

私は最初と2回目の離婚調停では自分だけでがんばりました。

でも、限界が見えたんですね。

離婚調停が自分の思い通りに進まないんです。

スポーツでは、監督とプレイヤーがいる。

監督が全体を見、プレイヤーはプレイに集中。

その監督がいない状態で私は戦っていたんです。

いくら気をつけることを心掛け、真摯に望んでも、勝つことは難しい。

プレイヤー全体を見ることができません。

その都度、その都度の対策を瞬時に考え、プレーするのは難しいんです。

それにやっと気がつけ、弁護士を依頼することにしました。

これがもっとも効果の高い離婚調停で気をつけることだったと思います。

もちろん、お金はかかる。

私の場合で1度の離婚調停で17万円弱でした。

離婚調停をお願いする前に法律相談として弁護士に会っています。

その時は、60分5400円でした。

でも、弁護士をつけた3度目の離婚調停はこのお金分は確実にあったと思います。

たとえば、離婚調停をする時の書類をそろえること。

自分でわけのわからない書類を初めて書いた時にはこれで正解なのかよくわからない。

書くのはストレスでした。

メンタル面での支えも大きかったです。

私の弁護士は「確実に離婚できる、親権もとれるってゴールが見えています」と、常に励ましてくれました。

ゴールが見えている人と望む離婚調停は本当に気が楽でした。

夫との連絡も弁護士がやってくれました。

子供と夫を定期的に会わせなくてはいけないのですが、そのやりとりを弁護士が代わりにしてくれました。

当時、夫の姿を見るだけで体調が崩れる状態でした。

声を聞いてしまう電話はNG。

メールがやっとです。

離婚調停真っ最中の時は、いつ子供と会うかのやりとりは弁護士にお願いし、私は夫と一切かかわりをもたずにすんだので、助かりました。

最初の離婚調停から弁護士をつければよかったと大後悔しました。

離婚調停は1人では戦えない、最終的でしたが、気がつけてよかったとは思っています。

金銭的に多少きびしくても、本当におすすめです。

スポンサーリンク















シェアする

フォローする