シングルマザーだって家を建てる「一番こまったこと」

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私はシングルマザーです。

家を建てる!と思い、決意しました。

決意するまで迷いもありましたが、どうしても家が欲しかったのです。

決めたはいいけど、やっぱり困ったこともありました。

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一番こまったこと

一番こまったことは、1人ですべて決めなければならないということです。

夫婦2人で家を建てるなら、意見の調整というめんどうくさいことはありますが、2人で決めることができます。

責任は2人にあります。

私は自分だけの意見で決めるので、責任は私がすべて負う。

当然と言えば当然なんです。

ただ、家を建てるのは高い買い物なので、プレッシャーが大きい。

にんじんなら、買ってイマイチだから、次は違う店で買おうとかができます。

次がある。

家を建てるのは、なかなかそうはいきません。

イマイチだから、次!

そうならならない。

自分の決定がイマイチだったらどうしようという恐れがプレッシャーになっていました。

しかも、家を建てる経験があるならいいのですが、私は初めて。

経験したことのないことを決めるって!

ひゃ〜、ドキドキですよ。

もちろん、おすすめやアドバイスはしてもらえます。

ですが、最終責任は施主である私。

家を建てるという何千万円もの責任を私は負えるのか?

家を建てることで失敗したくない

考えだしたら、苦しくなりました。

私は、失敗したくない。

失敗はだめだと思ってます。

家を建てることは二度とないかもしれない。

それなのに、失敗したら人生まっくらだ。

なんて妄想がムクムクわいてきました。

あ〜あ。

この感覚、何かに似てる。

そうだ、結婚です。

私は結婚する時に失敗したくないと思っていました。

だから、自分の条件に合う人の中から選んだんです。

選んだって、えらそうな私。

上から目線だったと思います。

私は性格が悪いし、世の中も男性もなめてかかってました。

元夫は条件に合うから、好きになってもらい結婚しました。

本当にそんな感じです。

失敗したくなかったから。

ですが、結果は性格的に折り合いがつかず関係悪化。

仮面夫婦でもいられないくらい。

結果、離婚してシングルマザーです。

じゃあ、私の結婚は失敗なのか?

自分にそう問いかけると…。

失敗ではない。

成功でもないし。

ただの経験です。

結婚も離婚も私にとっては、ただの経験。

悔しいこともつらいことも死にたくなったこともあった。

それも私にとっては1つの経験です。

つらく悲しい気持ちを味わうことがなければ、今の私になってない。

意地悪なままの、上から目線の私のままだったでしょう。

シングルマザーの人と共感し合える優しさを育むこともできなかった。

私は離婚前の嫌味な私よりもシングルマザーになってからの私の方が好きです。

そこまで考えたら、やっと心がホッとしました。

家を建てるのもただの経験です。

失敗しようが成功しようが、私を成長させてくれる経験なだけです。

私、大丈夫かも。

一人で家を建てるよいところ

夫婦の方は、自分だけの好きなようには家を建てることができません。

2人の家ですから、どちらか一方の意見だけにはなりません。

私は自分1人の責任になるけれど、その分、自分だけの好きなように家を建てることができます。

どちらがいいとか悪いとかではなく、夫婦の人もシングルマザーである私もたまたまそういう生き方だったということ。

であれば、シングルマザーが家を建てるよいところを満喫しようと決めました。

自分の好きなように家を建てる!

責任を負うことにびびって、無難な家にはしない。

どこまでも私が使いやすく、私が生活しやすいような家にする。

建ててみて、使いにくかったら、それは経験としてとっておこう。

他の人に話して、今後に役立ててもらえばいいし、もしかして私だってもう一度家を建てるかも?

そんなふうに考えることができて、家を建てるための打ち合わせが楽しくなりました。

悩んだり、落ち込んだりしながらも打ち合わせも終盤です。

2018年4月、シングルマザーの私の家は、基礎ができあがりつつあります。

できあがってく過程も楽しいですね。

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