シングルマザーになるために。引っ越しで大変だったこと

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私は、夫と住んでいた家を子供と共に引っ越ししました。

大変でしたよ。

普通の引っ越しとは訳が違います。

子供の頃、父が転勤族だったから何度も引っ越ししました。

大人になってからも、進学、就職、転勤、結婚で引っ越しました。

どの引っ越しより大変でした。

荷造りも新居の準備も…。

私の場合をご紹介します。

これからの方の参考になればと思っています。

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引っ越しが決定するまで

別居を言い出したのは私の方です。

夫はまさか別れると言われると思っていなかったようでした。

そこから、もめにもめます。

話し合うにも、夫は長時間勤務。

同じ家に住んでいるのに、夫婦が会う時間はありません。

もしかしたら、話し合いたくなくて帰ってこなかったのかもしれません。

いがみ合ういやな空気しか我が家にはありませんでしたから。

私が言いだした別居ですが、話がまとまりません。

同意を得ないまま引っ越ししようかとも思いました。

ですが、とある人に、後々、離婚裁判になった時に不利だと言われ、夫の同意を得てから引っ越そうと思いました。

これは後で大後悔します。

同意を得ようが得まいが、裁判には不利にはならないと思いました。

それに、夫の同意を得るまでの間に私は精神的にまいってしまいました。

涙の止まらない毎日。

自殺願望まで出てきてしまいました。

私が、やっと生きている状態になってしまった時に、夫がやっと「引っ越ししてもいい」と言ったのです。

別居を言い出してから半年後です。

長すぎました。

シングルマザーになるためのアパート探しと引っ越し準備

夫から引っ越しの同意が得られた!

毎日、涙が止まらず自殺願望まであった私。

泣いている場合でなくなりました。

すぐに行動に移さないと、やっぱりだめになるかもしれない。

すぐに引っ越さないと…。

自分のどこにこんなパワーがあったんだろうと思うくらいに、動き出します。

すぐにネットと雑誌で引っ越し先を探し出します。

あたりをつけた不動産屋さん2つに連絡し、週末に見せてもらえるように予約しました。

条件は、実家のそば。

家賃の上限もありました。

後は、あまりみすぼらしいのはいや、子供たちがうるさくても迷惑にならないところ。

実家の母も近所をまわり、よさそうなところがないかを探してくれていました。

週末になり、不動産屋さんに行きました。

子供たちは夫と遊びに行ったので、好都合でした。

夫はまさか私が引っ越し先を探しているとは思っていないようでした。

夫には最後までいつ引っ越しするかは黙っていようと思っていました。

今さら話す義務はないし、じゃまされたくありませんでした。

仕事しながら、育児しながら、一緒に住んでいる人に内緒にして、急ぎで探す。

これはハードでした。

削れるところは睡眠時間です。

寝ないで、調べました。

そして、夫が引っ越ししてもいいと言った週末には、住む場所を決めてしまいました。

不動産屋さんで、条件の合う家が偶然に見つかったのです。

まだネットにも出ていない物件でした。

ラッキーでした。

まとまったお金はずいぶん前から準備していました。

お金があればなんとかなるって思っていました。

すぐに払えるお金があるというのは、精神的によかったです。

家探しと並行して、家電も買いました。

必要なものは冷蔵庫と洗濯機くらいでした。

ふと立ち寄った中古屋さんに、ちょうど欲しかった冷蔵庫があったのです。

即決しました。

引っ越しの日に配達してくれるように頼みました。

洗濯機は新品を買いました。

引っ越し先の近所で個人で経営してるところで買いました。

シングルマザーなので、何かあった時に助けてもらえる出入りの人がほしかったからです。

家が決まったので、すぐに引っ越しの見積もりに来てもらいました。

とにかく急いで引っ越ししたかったので、偶然みつけた2つの会社に来てもらいました。

家が決まったから、すぐにでも引っ越したい、次の土日でと見積もりです。

シングルマザーへの道が近づいてきました。

引っ越しの閑散期だったためか、どちらもお安い金額でした。

決めかねていると、A社から午後の引っ越しにしてくれるなら、半額でいいと電話がかかってきました。

半額!

シングルマザーになったら、どれくらいお金がかかるかわからない。

なるべく出費をしたくないから、A社に決定です。

引っ越し日も決まりましたが、後3日くらいしか日がありません。

すぐにA社が段ボールを持ってきてくれて、ひたすら詰めました。

時間がありません。

仕事している平日につめてしまわないと、週末の引っ越しには間に合いません。

きつかったです。

一緒に住んでる人にも頼れない。

仕事もある。

子供の面倒も普通にみながら、引っ越し準備です。

でも、弱音は吐けません。

毎日、家に段ボールが積み上げられていきます。

夫は何を思っていたでしょうか。

夫からは何も言われず、私も何も言わず。

ただ不穏な空気が流れる中、私は引っ越し準備を進めていました。

その不穏な空気も苦しかったです。

それを振り払うようにシングルマザーになるための引っ越し準備を進めていました。

結局、夫に引っ越すことを告げたのは、引っ越し前日の金曜日です。

シングルマザーになるための引っ越し当日

引っ越し当日、1人では無理だと思っていた私は実家の母と友達に手伝いをお願いしました。

実家の母には、新居の方にスタンバイしてもらいました。

友達には夫と住んでいる家に来てもらいました。

家族ぐるみで付き合っていた友達だったので、夫のことも知っています。

友達に子供たちの面倒をみてもらいながら、最終的なものを詰めていきます。

午後の引っ越しでよかったです。

午前中に詰められたので、助かりました。

引っ越し屋さんが来て、引っ越しスタート。

荷物はそんなにもありません。

子供の服と私の物と。

大きな家電等もありません。

あっという間に引っ越し荷物を詰めて持って行ってくれました。

引っ越し屋さんを見送って、私と子供と友達も家を出ていこうとした時。

黙って見ていた夫が「大事にしたつもりだったのに」とふいに言いました。

私はまさかの涙が出て。

「大事にしてくれてたなら、出ていかない」

それだけ言えて、玄関を出ました。

子供を車に乗せ、いざ、シングルマザー生活スタートです。

引っ越し先に向かって車を走らせます。

引っ越し先で、母が荷物を受け取りしてくれていました。

冷蔵庫も届いていました。

引っ越しが終わり、いよいよシングルマザー生活が始まります。

時間のない中、よくがんばれた私。

母や友達にも感謝です。

まとめ

別居する時に、皆さん悩むと思います。

別居すること自体を決めても、子供の学校の区切りがよい時に…とか。

私や周りのシングルマザーの人の経験を聞くと、ママがしたい時が引っ越し時です。

子供は大丈夫!

子供の生きる力を信じていいと思います。

子供に気をつかい、ママが我慢しすぎるとストレスたまりすぎで、逆に子供に悪影響です。

夫には時期や引っ越すことを相談しないでいいと思います。

引っ越す時期を話したら、金銭的にひどい目に合わされたり、ジャマされたり。

夫は理解もしてくれないし、助けてもくれない(助けてくれるような夫なら別居しないでしょう)。

シングルマザーとしてやってく自分を信じて、自分だけでやる方がスムーズです。

私は友達と実家に頼りました。

子連れで引っ越すのは、1人だと大変です。

ちょっとめんどうをみてもらう程度でも、だれか味方がいた方が楽です。

実際に引っ越してみて、スピード命だと思いました。

引っ越すと決めてから、実際に引っ越しするまでが長いと、精神的に苦しくなります。

別居するほど嫌な相手と住むってそうとうなストレスです。

私は2週間でしたが、それでも苦しかったです。

集中して、忙しくても、短期で引っ越しをおすすめします。

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