以前の買い物は何も考えずにしていました。
近くのスーパーに行き、その店舗で売っている一番自分に合った商品を選んでいました。
選ぶ基準はたいがい値段で、欲しい商品の中で一番安いものを購入していました。
それがお得だと思っていました。
でも、長男の食物アレルギーをきっかけに、食について調べざるをえなくなりました。
そして、調べたら、何も考えずにお得だと思ってとっていた私の行動が、アレルギーをひきおこす一因だと知ったのです。
それからは、気をつけて調べて買っています。
この「ひらいで」のごま油もその一つ。
おいしい、そして体にもいい。
おいしいごま油に出会ったきっかけ
私の人生の転機は、長男の食物アレルギーです。
生卵を触っただけで全身が腫れあがった長男。
どうにかしてあげたくて、それから自分なりの精いっぱいをしたんです。
いいと聞いたものはすべて試しました。
病院もいろいろなところに行きました。
薬もステロイドから漢方薬まで試しました。
でも、長男のアレルギー症状はよくなりませんでした。
背中は湿疹が出て、一晩中かゆみで眠れません。
まだ赤ちゃんだったから、添い寝する私ももちろん寝られない。
一晩中おんぶして部屋をグルグル歩いたり、私の腕が感覚なくなるくらい長男の背中をかきつづけました。
顔もやけどのただれた跡のようになり、母親の私が見ても一瞬、息が止まります。
夜眠れないのもつらいけど、かわいい盛りの赤ちゃん時代の写真を撮ってあげられないのがつらかった。
毎日24時間一緒にいるから、どうしても見てしまう。
長男の顔に一面に広がる湿疹をなんとかしてあげたくたまりませんでした。
とある日、自然食品のお店で「顔の湿疹は油だよ」と言われたのです。
びっくりしました。
卵や牛乳が湿疹のモトになっていると思い、離乳食にはあげなかったし、おっぱいをあげている私も食べていませんでした。
だけど、油が原因なんて!
その時に使っていたのは普通のスーパーで売っている普通の油。
それのどこがいけないんだろう、なんで湿疹の原因になるんだろう。
市販の油
本当に油のせいなのか、私は調べてみました。
するとびっくりするようなことがわかりました。
現在、ふつうのスーパーで買えるような植物油のほとんどは、栄養素のほとんどが破壊されているものだそうです。
そればかりでなく、有害な脂肪に変質していたりするそうです。
これは、油を大量に生産するため製法が近代化したためです。
近代化するために、製造工程で多量の化学薬品を使い、栄養素のほとんどが破壊されているだけでなく、安全性も疑わしくなっているそうです。
知らなかったとはいえ、私は油がこんなに悪いものだと思っていませんでした。
せいぜいダイエットの敵くらいにしか認識がありませんでした。
安全性も不確かなものを口にしていたなんて。
すぐにやめる決意をしました。
おいしいごま油「ひらいで」のごま油
その自然食品のお店で紹介してもらったのが「ひらいで」の油です。
昔からの「玉締め圧搾法」により搾油し、「手すき和紙」による自然分離(自然沈殿)で濾過させた安全性の高い油だそうです。
「ひらいで」ではごま油以外も菜種油も生産しています。
私はすぐに、菜種油とごま油を購入。
どちらも香り高くおいしい!
菜種油もよいのですが、ごま油は料理の味の決め手にもなるので、とてもよく使っています。
この油を使った料理を出すと、どの人もおいしい!とほめてくれるので、自然に他の調味料を使うことがなくなりました。
特にドレッシング類の本数が減り、冷蔵庫もすっきりしました。
料理もどんどんシンプルになりました。
たとえばうどんをゆでて、このごま油としょうゆをかけただけのもの。
他に何も入れなくてもこれだけでおいしいので、小さな子供でも大人一人前をずるずると食べます。
我が家では「てぬきうどん」って呼んでいるくらい、手間がかかりません。
貴重な「ひらいで」の手搾りごま油。
おいしいこの味をいつまでも食べていきたいです。